こんにちは。
今回は「進化」と「創造」の論争を少し離れ、“人間らしさ”そのものに注目してみたいと思います。
それは、言語や道具ではなく──
夢・芸術・宗教・道徳・愛といった、“目に見えない価値観”。
これらはいったい、どこからやってきたのでしょうか?
動物にはない、“無形の創造”
動物たちにも感情や本能はあります。
でも人間は、音楽を作り、詩を書き、星を見て涙を流します。
言い換えれば、人間だけが「意味」や「象徴」を生み出す存在なのです。
しかもその感性は、生存や繁殖に直接関係しない──つまり、進化論では説明が難しい。
なぜ人間は夢を見るのか?
夢とは、眠っている間に脳が見せる映像やストーリー。
それが時に、インスピレーションや予知と結びつくこともあります。
科学的には「記憶の整理」とされますが、
それだけでは説明しきれない神秘的な側面も否めません。
もしかしたら夢は、“別の次元”や“集合意識”と繋がる扉──?
芸術に進化上の意味はあるか?
音楽、絵画、ダンス、演劇……
なぜ人間だけが「表現したい」という衝動を持つのでしょうか?
一説には、「集団の結束を強めるため」とも言われます。
でも、そんな説明でベートーヴェンや縄文土器の情熱を語れるでしょうか?
芸術とは、もしかすると“魂”や“目的”の証なのかもしれません。
“人間らしさ”の出所とは?
ここで、これまでのテーマと繋がってきます。
もしも人間が、猿から自然進化しただけではないとしたら?
何らかの存在が、「感性」や「精神性」を吹き込んだとしたら?
それは神か、宇宙の知性か、それとも未来の人類か……
まとめ|“人間らしさ”は、最大のミステリー
人間の脳は、単なる計算機ではありません。
喜び、苦悩し、誰かを思い、空を見上げる。
そんな“意味を探す存在”としての私たちに、
いったい何が宿っているのか──
次回は、信仰や陰謀にハマる心理を探る回へ進みます。
信じる者が救われるんじゃない。考える者こそ進化するんだぜ。
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