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第7回|「夢」や「芸術」はどこから来たのか? ――脳に宿る“人間らしさ”の正体

考える者こそ進化する

こんにちは。
今回は「進化」と「創造」の論争を少し離れ、“人間らしさ”そのものに注目してみたいと思います。

それは、言語や道具ではなく──
夢・芸術・宗教・道徳・愛といった、“目に見えない価値観”。

これらはいったい、どこからやってきたのでしょうか?

動物にはない、“無形の創造”

動物たちにも感情や本能はあります。
でも人間は、音楽を作り、詩を書き、星を見て涙を流します。

言い換えれば、人間だけが「意味」や「象徴」を生み出す存在なのです。

しかもその感性は、生存や繁殖に直接関係しない──つまり、進化論では説明が難しい。

なぜ人間は夢を見るのか?

夢とは、眠っている間に脳が見せる映像やストーリー。
それが時に、インスピレーションや予知と結びつくこともあります。

科学的には「記憶の整理」とされますが、
それだけでは説明しきれない神秘的な側面も否めません。

もしかしたら夢は、“別の次元”や“集合意識”と繋がる扉──?

芸術に進化上の意味はあるか?

音楽、絵画、ダンス、演劇……
なぜ人間だけが「表現したい」という衝動を持つのでしょうか?

一説には、「集団の結束を強めるため」とも言われます。
でも、そんな説明でベートーヴェンや縄文土器の情熱を語れるでしょうか?

芸術とは、もしかすると“魂”や“目的”の証なのかもしれません。

“人間らしさ”の出所とは?

ここで、これまでのテーマと繋がってきます。

もしも人間が、猿から自然進化しただけではないとしたら?
何らかの存在が、「感性」や「精神性」を吹き込んだとしたら?

それは神か、宇宙の知性か、それとも未来の人類か……

まとめ|“人間らしさ”は、最大のミステリー

人間の脳は、単なる計算機ではありません。
喜び、苦悩し、誰かを思い、空を見上げる。

そんな“意味を探す存在”としての私たちに、
いったい何が宿っているのか──

次回は、信仰や陰謀にハマる心理を探る回へ進みます。

信じる者が救われるんじゃない。考える者こそ進化するんだぜ。

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